八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 5月号
平成22年 5月28日                        八王市立長房西保育園/看護師 水野友紀江

ゴールデンウィーク明けから、りんご病やりんご病の可能性があるお子さんが多数出ています。掲示でもお知らせしましたが、頬や手足に赤みが出て初めて診断がつく病気で、診断がつく頃には人に感染する力はありません。しかし、赤みが出るまでの風邪症状のうちに、他の人にうつっていますので、ご注意ください。(風邪の治療をしていても、りんご病を引き起こすウイルスには効果がないので、感染は広がってしまいます。)


歯科健診

先日、園歯科医の渡辺先生に歯科健診をしていただきました。まだ受けられていない子も数名いますが、 虫歯の統計結果を報告しますので、参考にしてください。

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3歳児から虫歯のあるお子さんが目立ち始めています。クラスごとの虫歯の数の合計は、4歳児がダントツです。3歳頃になると、飴やガムなど食べられるおやつの種類も豊富になり、ジュースや紅茶・ココアなど甘い飲み物を飲むようになる時期ではないでしょうか。おやつや飲み物に何を取り入れるかは保護者の方の判断ですが、食後に必ず歯磨きをする習慣をつけてください。また、最後は大人が仕上げ磨きをしてあげてください。0歳児は、歯が生え始めたら歯磨きのスタート時期です。無理のない程度に、口の中に歯ブラシが入る感覚を少しずつ慣らしてあげてください。
健診の当日、渡辺先生から歯磨き指導のDVDを頂き、4・5歳児がお昼寝の前に鑑賞しました。「映画が始まるよ!」と嬉しそうに誘ってくれた子、歯ブラシの正しい持ち方に興味を示して真似をする子、中には「虫歯の絵」を描いて見せてくれた子もいます。(きちんと歯茎・歯が描かれていて、歯の部分に黒いペンでたくさんの点を打って虫歯を表現していました。)
子どもたちなりに、虫歯に興味を持っている時期なので、ご家庭でも是非、お子さんと一緒に虫歯予防の話をしたり、歯磨きをしてみてください。また、虫歯があると、痛みや食事がうまく噛めないなど生活にも影響を及ぼしますので、治療が必要な方は早期治療をお願いいたします。

つめを切って清潔に
つめが伸びていると、つめと指の間に菌が繁殖しやすくなります。また、乳幼児のやわらかい肌を傷つけたり、お友だちの目に当たるなど、思わぬケガの原因にもなりますので、つめはこまめに切るようにしてください。
ただし、深づめには注意してください。切りすぎて皮膚を傷つけ、化膿してしまうこともあります。

保育から子育てを学ぶ −保育には子育てのヒントがいっぱいあります−

5月は,ちょっと素敵なお部屋を紹介しようと思います。 今月このクラスには,絵の具を使ったお絵かきの作品が飾られていました。子どもたちがクレヨンで思い思いの形を描いて,そして自由に色を塗った作品で,どれ一つとして同じものはありません。それなのに,廊下から壁面を眺めると,ピンクやイエローの明るいトーンが全体を包んで,何とも柔らかい雰囲気を醸し出しています。今月園内は,方々で鯉のぼりが出没していましたが,そこに華を添えるようにして,うまくとけ込んでいます。
そして,心なしか子どもたちもおだやかに過ごしているように感じられました。飾られた画用紙は,少し遠くから眺めてみると,全体で不思議な統合感があるのです。これは子どももちゃんとキャッチしている様子です。クラスに大人がやってくると,自分の描いた絵を指さして,説明したり自慢したりすることが多いのですが,今回は,少し違っていました。一人の子どもが,壁一面を見るように,頭をゆっくりと大きく動かしながら,やさしく「ふうっ・・」とつぶやきました。なんだか花畑を見渡しているかのようでした。
子どもの体験としては,のびのび自由画を楽しむ時間のようでありながら,そこに保育者の粋な演出があることに気づかされます。水彩画は,単純に「何でも自由に・・・・」とすると,色を混ぜている間に,結局画用紙が,黒くなってしまいますね。そこまでやってしまうと,子どもも「素敵なものができた」という喜びの体験になりません。混ざって良い色,形の上に色をのせていけば,はみ出しても,形の線がきれいに浮き出るような濃さの色,そんな色がそれとなく選ばれていたのでした。
 どうぞ皆さんも,クラスの中の「小さな素敵」を見つけて下さい。毎日が発見です。
(臨床心理士 青木)

食育 ―旬の野菜―

5月は、筍・スナックえんどう・絹さや・ふき・そら豆・うどなどの「旬」の野菜が多く、子ども達に実物を見せ「旬」の発見をたくさんしてもらいました。また、時間や準備は大変ですが、皮むきや筋とりといった食材の下準備の活動も、年長さんと年中さんにお願いし、手伝ってもらいました。筍の皮むきは毎年行っているので、必ず子ども達から「梅チューチューしたい!!」という声を聞くことが出来ます。
今年も同じ活動を行なったので、子ども達から「梅干しを食べたい!!」との要望がありました。自分たちで皮むきをした筍の皮で吸う梅は、すごく美味しかったのだと思います。また、先日はふきの筋とりをしてもらい、次の日に給食に使用しました。子ども達からは「これ、昨日やったふきでしょ??美味しい。」などと言いながら、たくさん食べてくれました。こういった活動を通して、これからもその季節にしか体験出来ない「旬」を楽しんでもらいたいと思っています。
(栄養士 石井)

ママ(パパ)いかないで! −信頼関係−

新年度を迎えて早くも2ヶ月が経とうとしていますが、子どもたちの様子はいかがでしょうか。きっと、園と家庭での子どもの表現は違うのでしょうが、朝の登園の様子を見ていると、子どもたちのご機嫌はその日その日によってもずいぶんと違うことがよくわかります。園の受入れの時にも、「ママいかないで」と泣く子もいれば、無口になる子、無視をするように部屋に消える子、いつまでも手を振って見送る子と、本当にいろいろな姿をみせてくれます。
保護者の方からすると、笑顔ですぐにさよならをしてくれる姿を理想として、早くそのようになることを願っているのだろうと思いますが、その子の個性として半分観察するようなゆとりがあると、子どもの性格や面白い面が見えてくるはずです。実は、その事が育児にはとっても大切なことなのです。泣く子は、「私に対してこんなに愛着を持ってくれている。」と考えると見方が変わってきます。あっさりと別れる子に対してはその逆で、スキンシップは十分だろうかと考えることも大切かもしれません。しかし、どんな表現をしようと、毎朝子どもたちを園まで連れてきてくださることは、保護者の方の気持ちの中に、保育者との信頼関係があるからなのだろうと思います。
ですから、私たちはその期待に出来る限り応えていきたいと考えています。泣いている子も本当に時間がたつと、自己発揮をしながら生活を楽しんでいきます。保護者の安心感が子どもに伝わるよう、一緒に子どもたちの育ちを楽しんでいきたいと思います。
(園長 島本一男)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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