八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 6月号
平成22年 6月25日                        八王市立長房西保育園/看護師 水野友紀江

プール遊びが始まると同時に、梅雨の季節になりましたね。気温や天気が変わりやすいこの時期は、もっとも体調を崩しやすい時期でもあります。室温や湿度などをはじめ、過ごしやすい環境づくりに配慮し、毎日子どもたちの様子の変化に気を配っていけるよう、ご家庭との情報交換を大切にしていきたいと思います。   


プール・水あそびについて

先日、別紙でもお知らせをいたしましたが、病気後や内服中の方は必ずかかりつけ医に確認の上、プールあそびの押印をお願いいたします。保育中に気になる症状がある場合には、保育園の判断で中止とさせていただくこともありますが、基本的には保護者印をもとに実施となります。無理をして参加すると、再び症状が悪くなる可能性もありますので、治療を必要としている時期にプールや水遊びに参加する場合には、万が一の体調不良に備え、速やかにお迎えの対応が取れる体制を考えておいてください。

風邪を治すのは自分自身の力!

「薬を飲んでいるのになかなか治らない。」という声をよく耳にします。一般的に病院で処方される薬は、風邪を治すものではなく、咳止め・鼻水止め・下痢止めなど、あくまでも症状を抑えるためのものです。 しかし、いくら症状を抑えても、集団生活をしていると体は休まりません。風邪を長引かせるだけではなく、病気に対する抵抗力が下がっている間に、別の病気にもかかりやすくなります。熱が下がっても、体は非常に疲れて体力も低下しているので、登園後に再び熱が上がるということも多々あります。それは、「まだ無理!」という子どもの体からのサインです。せめて、あと1日ゆっくりできると、お子さんの体も休まり、早期回復に繋がりますよ。

食中毒に要注意

温度・湿度が高くなる梅雨から夏にかけては、食中毒の発生が増える時期です。食中毒は、細菌などに汚染された食品や水、食器、手指、便などから感染します。集団感染が起きることも多いので、園では十分な配慮を行っています。ご家庭でも、より衛生的に過ごすよう心がけてください。

●主な食中毒の種類
O−157、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター菌、ボツリヌス菌
※ 感染後、数時間〜1日以内に発症するものから、3〜4日潜伏期間があるものまで様々です。 )

食中毒予防法

保育から子育てを学ぶ −保育には子育てのヒントがいっぱいあります−

6月は、職員が一堂に会して、夜遅くまで園内研修を開きました。園では、年に数回、一年間のテーマを決めて、保育の質を高めるための勉強会を開いています。内容は様々ですが、どのテーマの課題にも共通するのは、必ずどの職員も、自分の保育について振り返る機会を持つということです。忙しさの中で、自分の保育がパターン化していないか、もっと良い関わり方はなかったのか。そんな風にそれぞれが自分の保育について自問するようになります。  子どもたちが、どんどん成長し、考えや感じ方が日々進化していくのとは対照的に、私たち大人は、親も保育者も、同じやり方にこりかたまって、それを一方的に子どもに押しつけがちです。さらに、子どもの方が、柔軟に大人のやり方に合わせてくれることが多いので、「押しつけている」ということにすら気づかず、無自覚にまずい関わりを繰り返していることもままあります。  例えば一人の子どもの関わりを巡って、いろいろな人のやり方を見たり聞いたりすることを通して、「なるほどな」と思う。そういう小さな発見が、そこから脱出するきっかけになります。このように、園では、良質な保育を提供していくために、保育者が、自分の行動を振り返り、成長していける環境をサポートしています。
(臨床心理士 青木)

食育 −お茶作りに挑戦!−

年長さんとお茶を作りました。八十八夜からは二週間程経ってしまいましたが、新芽を摘み、昔ながらの手もみの方法で行いました。 蒸した茶葉を子どもたちとホットプレートに和紙を敷き、手で揉んだのですが、これが予想以上に難しく、ミノムシ状態のよれた葉がたくさんできてしまいました。気がつくと子どもの手はもちろん、そこに参加した人たちの手も茶色に染っていました。その後、時間をかけて丁寧に乾かして何とか仕上げ、その日のうちにできたての新茶を子どもたちといただくことができました。作業中は何を作っているのか良く分からなかった子どもも、お茶にお湯をそそいだ瞬間にようやく理解できた様でした。そこから、お茶がどうしてできるのかも少し分かってくれたと思います。もちろん、お茶は色も鮮やかで、苦労した分美味しく感じたようです。 数日前には、米ぬかに塩と水を混ぜて、ぬかみそ漬けを作りました。園庭で収穫したきゅうりを三本、夕方漬け込み、翌日のお昼にいただきました。年長さんのお泊り保育には、お茶と、ぬかみそ漬けを朝食に利用したいと思っています。 こうして、食べものがどうして目の前にやってくるのかという体験は、多ければ多いほど食べ物を大切にする心も育つのではないでしょうか。
(栄養士 鈴木)

子ども目線 −信頼されるということ−

 ある園の新人保育者が、子どもとの向き合い方について、先輩から『子どもとは一線を引いて先生らしく威厳を持って接するように。』というアドバイスを受け、悩んでいました。描いていた保育士像は、もっと子どもと仲良くし、命令系統ではない、ゆるやかな関係でつきあいたかったという思いとのずれでした。これは家庭でも同じことだと思うのですが、子どもに大人の言うことを聞かせる方法として、ほめたり、おだてたり、叱ったりしながら、様々な方法で対応していますが、どれも大事なかかわりであると同時に、バランスと愛情が大切だと思います。少なくとも子どもを脅かして無理やり集団行動を求めるやりかたは、一見しつけがされているように見えますが、やはり心の成長に関しては問題も大きいはずです。弱い子どもだからこそ、人としてその尊厳が守られるということは、当然の権利であり、大人の配慮が最も求められる部分です。そうした大人は子どもからも慕われ、信頼されるのではないでしょうか。 そういえば、先日、年長のクラスで食事をする時、子ども達が「こっちこっち」と誘ってくれたので、近くのテーブルで食べることにしました。その数分後、今度はクラスの先生たちが座るテーブルをさがしはじめた時です。私の座っていたグループの子が「先生、こっちこっち!」と大声で誘いはじめたのです。「うそー、園長先生がいるのに、どうしてまた違う先生を誘うの?」というと、一人の女の子がこういいました。「いいの!先生は子どもだから。」どうやら私は、その子とは友だちのようです。
(園長 島本)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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