子どもの育ちの確認
皆さんは子どもの成長をどんな時に感じますか?トイレの自立、言葉の獲得、着替え、走るのが早くなった等、目に見える部分はわかりやすいかもしれませんが、それでも、過去の出来なかった時のことと比較しないと成長には気が付きにくいものです。その中でも心の成長は特に見えにくいので、子どもと話したり、遊んだりしながら、子どもの気持ちをより深く理解していくことが必要になります。
園では、子どもの成長を“あゆみのシート”を使って記録しているので、時間軸の中での育ちもつかみやすいと思います。そして、その内容も子どもの活動をできるだけ肯定的に受けとめて書くということを常に頭に入れているので、目に見える部分だけではなく、時として心の成長もとらえる事ができます。さらに心の成長というものさしで見ると、出来なくなった事も、伸びているという見方ができます。例えば好き嫌いが増えたのは味覚が発達したからではないかとか、反抗的になったり、言う事を聞かなくなったりしたのは、子どもの中の自我が成長しているサインではないかということを考えるきっかけにもなるのです。
ところが、子育ては、このように『子どもの成長を振り返り、確認する』という時間が持ちにくいので、何かをやり遂げた時のような達成感がなかなか得られません。しかも子どもが何か問題を起こすと、自分が責められたようにも感じてしまうものです。
しかし、子どもたちはそれを補うかのように、毎日たくさんの笑顔をプレゼントしてくれているはずです。ですからその恩返しとして、子どものいいところをたくさん発見して、一緒にいる時間を楽しいものにすることが私達の役割だと思います。その事によって、子どもの中には自己肯定感が高まり、意欲的に生活しようとするエネルギーが春の芽のようにわいてくるはずです。
子どもを脅かさないという視点で行った節分行事を楽しむ2歳児
2月の行事予定
1
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金
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節分集会
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2
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土
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あゆみの交流
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4
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月
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身体測定
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5
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火
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身体測定
布団乾燥
職員会議
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8
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金
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ヒップホップ
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11
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月
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建国記念の日休園
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12
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火
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長房3園交流(ばら組)
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13
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水
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交通安全指導
0才児健診
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14
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木
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ゆり組卒園写真撮影
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15
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金
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安全点検
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18
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月
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細菌検査
園内研修
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19
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火
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乳児会議
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20
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水
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歌って遊ぼう
献立会議
布団乾燥
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21
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木
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お話の会
ベビーマッサージ
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25
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月
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ゆり組船田小学校見学
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26
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火
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懇談会 1・3歳クラス
絵画指導(SAL氏)
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27
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水
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懇談会 2・5歳クラス
すぎな交流(ばら組)
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28
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木
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懇談会 0・4歳クラス
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子どもをたたく

世間を騒がす教育現場における暴力事件ですが、みなさんはしつけや教育という場における体罰についてどうお考えですか。結論から言うと、私は叩いてよくなることは一つもないと思うので、叩かないほうがいいと思っています。それでも、しつけにある程度の体罰は必要だと考えている人もいることは事実です。ちょうど次の様なデータを見つけましたのでご覧ください。
これは15歳の子どもを育てている保護者の方の意見を集計し、国際比較したものです。ここでは日本、韓国、タイは保護者の愛情があればたたいてもいいという意見と、アメリカ、フランス、スウェーデンの保護者の意見の違いが際立っています。その背景には宗教や文化の違いなどがあり一概に単純な比較はできませんが、次のデータも一緒に考えると、一つの答えとして『子どもへの許容量』の様な気がしてきました。
平和を愛する私達は、子どもをたたかなくても大丈夫な、子どもに伝わる表現を身につけたいものです。

子どもの発見
「もやもやしている!」
2月1日に節分行事をしました。園ではカマドで豆を煎り、熱くなった豆を渡し、おき火でめざしを焼き、子どもたちと食べ、口の中を生臭くしてから、鬼退治をします。しかし、鬼で脅かすのではなく、保育者が子どもの前でお面をかぶり豆まきをするという行事にしています。
そんな行事の最中、豆をかまどで煎っている時に、4歳児の子が「園長先生がもやもやしている」といって笑いました。何を喜んでいるのかわからなかったので、側に行って確かめると、たき火をして暖まった空気が、冷たい空気と混ざる時に、空気がゆれ、その向こうにいた私がゆらゆら揺れて見えたのを「もやもやしている」と表現してくれたのです。子どもの発見は面白いですね。
実習生の発見
先週から入っている実習生から感想を聞いた時にこんな言葉が返ってきました。
「保育士さんが午睡後、ぐずりながら目覚めた子どもに対し、直ぐに近寄ってあやしていたので、すごいと思いました。」
私は直ぐに動けなかったのに、保育士さんは泣くと同時に子どもの側にいたのですごい。という感想ですが、この時の話を聞いて、直ぐに動くには現象が起きてから動いても間に合わないだろうと思いました。それはその前から始まっていた子どもの動きに対して、敏感に反応し、「そろそろ起きるかもしれない。」ということを頭の中で考え、準備していたからだと思うのです。保育士の専門性はこういった先を読むための観察力もあげられると思いました。それが時には子どものケガや、ケンカに対しての迅速な対応にもつながっているからです。
イベント案内(予約をしてください)
- 08日(金):親子でヒップポップ! 10時〜10時半 1歳以上 上履きが必要です
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20日(水):歌ってあそぼう 10時〜2歳児
10時半〜3歳児
- 21日(木):ベビーマッサージ 10時〜11時半
子育て相談
何でも気軽にどうぞ。臨床心理士への相談も予約により可能です。(保護者の方も可。)
一時保育
緊急に保育が必要な方のお子さんをお預かりいたします。登録が必要です。
定員は3人(1歳児以上)
利用料 1時間350円
(給食300円、おやつ100円は別途)
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