今年度も、残すところあとわずかとなりました。1年前を思い起こすと、子どもたちの身体面の成長だけではなく、表情や行動にもあらためて大きな成長を実感できると思います。年長さんは、いよいよ卒園式ですね。他のクラスの子どもたちも、進級に向けてはりきっています。入学、進級までの日々を、子どもたち全員が元気に楽しく過ごせるよう、また私たち大人も、子どもと一緒に過ごす時間を大切にしていきたいですね。保育園では現在インフルエンザも終息していて、新たな感染症の流行もありません。保護者の皆様にはご理解・ご協力をいただきありがとうございました。
耳の健康について 3月3日は耳の日です。
子どもは耳管の構造が違うため、大人より中耳炎をおこしやすかったり、難聴であってもみつかりづらかったりします。病気の早期発見ができるように念入りに対応していかなければなりません。
耳の病気に注意しましょう
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耳の聞こえについて
乳幼児期の難聴は、気がつかずにいると、言葉の発達に大きな影響を与えてしまいます。相手の声や自分が発する声が聞き取れないため発音が不明瞭になり、聞こえないまま3歳位になると、言葉の習得が困難になります。そのため難聴で最も大切なのは、早期に発見して、早期に治療を開始することです。
ゆりぐみの保護者の皆様へ
もう少しで卒園となります。麻疹・風疹ワクチンの接種は済んでいますか?大切な予防接種ですので今一度確認して小学校就学までに済ませておきましょう。
保育から子育てを学ぶ
先日、あるクラスで、過ごしました。私は、ときどきクラスごとの保育の様子を見ながら、クラスの保育の質の向上についてできることは何かを、先生方と振り返ります。
個別のお子さんへの関わりももちろんですが、保育そのものについて、語り合う機会を設けることは、子どもの育つ土壌を培うことにつながるので、私たちの大事な仕事になります。
時々皆さんに、私たちの仕事をお伝えするとき、「金魚鉢の金魚」の例を話します。一匹の金魚が、アップアップしていて、弱った金魚を取り出して、ケアするのは正しい対処です。
もう一つ、一匹の金魚だけを見るのではなくて、金魚鉢全体をじっくり点検します。
すると、他にも口をパクパクしている金魚がいるかもしれません。それで、金魚鉢の水を取り替えてみます。この方法もまた、問題解決の必要な対処と言えるでしょう。
園児一人ひとりの育ちの環境づくりは、課題が尽きることはありません。生きて生活していく過程で、保育環境も刻々と変化していきます。
私たちが保育室に伺うときに、たぶん子どもたちよりも先生の方にちょっとした緊張があるのは、子どもを包んでいる水や空気としての保育を、私たちが見に来ていることがわかっておられるからでしょう。密室性のリスクを回避して、皆で支え合う保育の実現には、様々な人がチームを作るのが一番。私たちも、チームに入れてもらえていることを光栄に思い、長房西保育園の保育の創造に参加しています。
(臨床心理士 青木)
食育 春のおとずれ
一日一日、春が近づいています。時には、冬に逆戻りして寒い日もありますが、草や木や花は確実に春の準備を進めています。食材も春キャベツや新玉葱など春の時期にしか食べれない食材もでてきます。キャベツや玉葱は年中出回っているので旬がわかりづらいと思いますが、普段食べている味や見た目の違いを子どもたちと見つけてみるのもおもしろいかもしれませんね。
春野菜は他にも山菜や苦みのあるふきのとうなどがあります。子ども達は苦手な子が多いですが、ぜひ春の味覚をご家庭で楽しんでみて下さい。
園でも、献立に旬の味をたくさんとりいれていきたいと思いますので楽しみにして下さい。
(栄養士 佐藤)
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