八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 07月号
平成28年7月31日                       八王市立長房西保育園/看護師 松下美佐子

梅雨があけ、暑い日が続いていますね。暑い夏でも子どもは元気そうに見えますが、実は体力の消耗がとても激しく、意外と疲れているものです。疲れたままの体では、病気にもかかりやすくなってしまいます。お休みの日も、生活リズム(特に昼寝や睡眠時間の確保)を崩さないよう配慮してあげてください。また、夏のレジャーはお子さんの健康状態に合わせて無理のないプランを立ててあげてください。旅行や外出後の一日は、おうちでゆっくりと十分な休息をとってから登園できるくらいのゆとりがあると、お子さんも普段の生活に戻りやすいと思います。怪我や事故などに十分注意して、楽しい夏をお過ごしください。

ヘルパンギーナ
・原因
ウイルスの飛沫感染。
症状
・高熱、のどの痛みが特徴。のどに水疱(すいほう)や潰瘍(かいよう)ができる。痛みがひどく、ミルクや水分が飲めなくなったり、食事が取れなくなることも。
・対応
のどの痛みは、熱が下がってからも続くことがある。熱やのどの痛みがあるうちは、安静に過ごすように。

流行性角結膜炎
・原因
目とまぶたの裏側を覆っている結膜にアデノウイルスが感染して起きる炎症。ウイルス性の結膜炎の中でもっとも感染力が強く、プールの水だけでなく、タオルの共有や手指の接触によっても感染する。最近は季節に関係なく発症する傾向がある。
・症状
まぶたのはれや異物感、痛み、充血。目やにで目が開けられなくなったり、発熱や下痢を伴うことも。
・対応
完治まで2〜3週間かかり、症状が消失するまでは登園停止。感染予防のため、こまめに手を洗い、タオルの共有は避ける。

とびひ
・原因
虫刺されや湿疹をかきむしったあとに、黄色ブドウ球菌が感染して起こる。皮膚が弱いとかかりやすい。
・症状
皮膚に水ぶくれができ、破けて赤くむけたような状態になる。
・対応
主な治療法は抗生物質の使用だが、衣服を清潔に保つことも大切。患部を覆って登園するように。また、症状が改善するまでプールは避ける。シャワーを浴びる程度ならOK。

咽頭結膜熱(プール熱)
・原因
ウイルスによる飛沫感染。目やにや便からうつることもあるので、プールの水を介して感染する可能性も。
・症状
39℃以上の発熱とのどの痛みがあり、目のかゆみ、痛み、充血、涙など結膜炎のような症状が出るのが特徴。
・対応
感染したら、症状がなくなったあと2日経過するまでは登園停止。自宅で安静に過ごすように。医師の許可が必要です。

手足口病
・原因
ウイルスによる飛沫感染。
・症状
手のひらや足の裏、口の中に小さな水疱(すいほう)や赤い発しんができ、熱が出ることも。
・対応
解熱後1日が経過し、元気があれば登園できるが、まれに髄膜炎などの合併症を起こすことがあるので、頭痛やおう吐を伴う発熱が3日以上続くときは、すぐに受診を。

水いぼ
・原因
タオルやビート板の共有、体の接触などで感染する。
・症状
粟粒大のいぼが胸や腹、わきの下などにできて広がる。
・対応
完治まで半年から1年半程度かかる。肌のバリア機能が低下しているときや、かゆくてかきこわしてしまうようなら、医師と相談のうえ、いぼを取ったり、薬による治療を行うことも。

水いぼとプール

プールの水ではうつらないので、プールは禁止されていませんが、保育園のように小さなプールに入るような場合には、露出部分の肌が触れ合い他の子にうつる可能性が高くなります。そのため、水いぼのあるお子さんについては、水いぼの部位によってTシャツやズボンを着用して、別のプールを用意して対応していますのでご了承ください。

保育から子育てを学ぶ 

暑いですね。学校は夏休みですし、保育もできるだけ、ゆったり、まったりと、この時期は過ごしたいところです。午前中の活動を終えて、昼寝に入る子どもたちは、年長になっても、大人の添い寝が好きですね。そばにいて、とんとんと優しくしてもらうと、心地よくて、安心感が増します。
 眠くなる時、ちょっと甘えたい気持ちが強くなって、大人の取り合いになることもあります。もちろん「一緒だよ〜ずっといてね〜」といいながらも、すぐにことりと眠りに落ちる子が大半ですが、少し気になるのは、 「ここにいないとだめ!」と、大人を見張って、自分が眠れなくなってしまうようなとき。あるいは、「ここにいてくれないと、先生のこと嫌いになっちゃうからね」とか「とんとんしてくれないなら、遊んであげないからね」とか、相手に罰を与えようとして迫ってくるようなとき。
 普段の生活の中で大人にコントロールされ、ご褒美や罰が与えられることは、しばしば起こることかもしれません。たいていは子どもの健康さから、愛情が壊れることに不安を抱え続けることはありません。ですが、眠りに落ちるそのときに、怒りや恐れや処罰といった感情が湧いてきがちな時には、ちょっと頑張りすぎ、しんどいところがあるのかな、と、SOSをキャッチしてほしいのだと思います。毎日の小さな生活場面の一コマですが、子どもの心の表現に出会い、私たちが教えられることの連続です。

(臨床心理士 青木)

食育 流しそうめん

7月のこだわりメニューでは、七夕にちなんで4・5歳の園児が流しそうめんをしました。人参を星型に抜き流れ星にみたてたり、きゅうりの短冊を流して、みんなで楽しみました。
流しそうめんがスタートすると子どもたちから歓声があがり、お椀と箸を持ってそうめんが流れてくる竹の天の川に一斉に箸が伸びていました。最初の方は中々、下まで辿り着かず下の方の子から「そうめんもっと流して」と流す先生に声をかけていたりしてましたが、みんな和気あいあいと楽しみながら食べていました。子どもたちも暑くて、食欲が低下していると思いきやすごい食欲で、普段、給食を食べる量よりも沢山食べ、食べ終わる頃には、みんなおなかがまんまるでした。みんな満腹で気持ちよくお昼寝もできたと思います。
流しそうめんは楽しみながらも、みんな真剣な表情で星のにんじんや短冊のきゅうりを上手に箸を使いながらとっていて、楽しみながら箸を使う、とてもいい機会になりました。

(栄養士 佐藤)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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