八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 10月号
平成27年10月29日                       八王市立長房西保育園/看護師 松下美佐子

まだ日中は暖かい日もありますが、朝晩は少しずつ冷え込んできています。これからは空気も乾燥してきますので、外出後のうがい・手洗いや衣服の調節とともに、日中と朝晩の温度差にも注意をして、風邪をはじめとする感染症を予防していきましょう。
現在、大きな感染症の流行はありませんが、咳・鼻水・発熱などの症状が見られるお子さんも出始めています。症状を長引かせてしまうと、治るまでにも時間がかかり、子どもの体への負担も大きくなりますので早めの対応をお願いいたします。

今年からインフルエンザワクチンが変わります

インフルエンザの予防接種の予定はありますか?従来までの予防接種と今年は少し内容が違ってきています。2015〜2016年のインフルエンザワクチンは、「4価ワクチン」が使われる事が決定しています。今まではそのシーズンに流行しそうなウイルス株を3種類ピックアップしてワクチンを作っていたのですが、それでは近年の流行をカバーしきれないとのこと、2015年から4種類のウイルス株に対して有効なワクチンが流通する事になったのです。これによって、A型・B型どちらかのインフルエンザが流行したとしても、十分に効果を発揮することが出来るようになります。インフルエンザウイルスは「低温・乾燥」を好み、真冬の寒い時期はウイルスが増殖する条件が揃う為流行もピークを迎えます。ですが、最近では10月や11月に流行を迎える事も珍しくなくなってきました。今年も9月に学級閉鎖をした地域もあることから早めの予防が大切かも知れません。
特に2回接種の必要な小学生以下のお子さんなどは、遅くとも11月初旬頃までには1回目を済ませておくといいですね。インフルエンザワクチンの効果は、半年程持続すると言われています。ワクチン接種をすることで万が一罹ってしまっても重症化せずに比較的軽い症状で済むのが予防接種の利点です。かかりつけの医師と相談し計画的に接種できるといいですね。

衣替えの季節 〜動きやすい服装で〜
少し肌寒くなってくると、長袖・長ズボン・裏起毛のトレーナーやニット素材のものなど、すっかり冬支度のお子さんが目立ち始めます。子どもは、大人よりも体温が高めなことが多く、新陳代謝も盛んなので、厚着をして体を動かすと、真冬でも汗をかきます。子どもの服装の基本は、大人よりも1枚少なめが目安です。登園・降園の際には、上着を1枚羽織って調節できるような服装が理想ですね。
また、小さい子に限らず着ぶくれによる事故や怪我には注意が必要です。例えば、ダウンジャケットなどは、モコモコしていて小さい子にとってはとても動きにくく、遊びを妨げることもあります。足元が見えにくい、転んだ時に手が出ないなど、大人からみるとほんの些細なことのように思われがちですが、顔面や頭部の怪我・その他大きな事故に繋がる危険性もあり、子どもにとっては必要な配慮なのです。子どもたちの普段の服装は、「活発に遊べる」という点を最優先していただき、これから訪れる寒い冬も、健康で快適に過ごせる服装を考えてみましょう。 重ね着をすると、服と服の間に体温で温まった空気の層ができ、厚手のものを1枚着るよりも保温性が高まります。
薄手の重ね着なら動きやすく機能的なので、秋冬の肌寒い時期でも薄着の習慣を身につけるのに役立ちます。
 特に、園内は空調管理されていますので、裏起毛やニット素材の洋服などは不要です。子どもにとって動きやすく、肌に優しい素材のものを選んであげてください。

保育から子育てを学ぶ 

運動会も終わり、秋も深まってまいりました。子どもたちの成長も、ずいぶんと実り多きものとなってきました。
 始めの頃に比べると、クラスの思い出がだんだん増えてきて、それが普段の何気ない保育場面での会話を豊かにしている様子が見られます。自分の「今」の気持ちや感覚から、仲間とこれまでに共有してきた確かな思い出を引き出して味わうことができ、それを繰り返しながら、一層豊かに再体験して(味わい直して)いくのが伝わってきます。子どもたちの心に何かが「実ってきた」「育ってきた」と、私たちが感じる瞬間です。
 新しいことにチャレンジするときの興奮や緊張、達成感。つい気持ちを込めすぎで崩れてしまったり、失敗した傷つきを引きずっていたとしても、それを回復させるのが、ゆったりとした安心感です。
そこから、大いにリラックスして、大人たちに抱えてもらう安心感を通して、それらが満足感に変化していきます。特に大きな行事後のしばらくは、丁寧に見ていきたいと思います。 一方で、子どもに「メリハリ」をつけさせることが大事だと、大人は誰もが思います。ゆったり、まったりしている場面を、子どもがいつまでも、だらだらしていると感じてしまうことも多いですね。それでついつい、叱ったり、せかしたりしがちになるのですが、効果はあまり望めそうにありません。大人も子ども、落ち着くためには、落ち着ける環境が、緊張の後にはやすらぎの環境が一番ほしいのですから。

(臨床心理士 青木)

食材の大きさについて

旬の食材の大切さ
日本には四季があり、季節ごとに「旬」の食べ物があります。その食材が一番出回る時期のことを“旬”といいます。
人工的な栽培の普及によって一年中、手に入る食材が多い中、旬の食材は栄養価が高くて味も美味しく、値段も安いので、ご家庭でも旬の食材を意識して積極的に食べるようにしましょう。保育園でも年長さんの味見隊やリクエストメニューなどを決めるときにも旬の話しを子どもたちにします。最初は旬の意味が難しかったようですが、だんだんと子どもたちの方から「この○○って旬だから、今が一番おいしいんだよね」と嬉しそうに話してくれます。保育園では、これからも旬の食材を大切にして献立に取り入れていきたいと思います。

(栄養士 佐藤)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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