10月10日は目の愛護デー 〜 目を大切に 〜
2つの10を横に倒すと、眉と目の形に見えることから10月10日は「目の愛護デー」とされています。乳幼児期は、子どもの視力が一番伸びる時期ですが、実際に視力を調べる機会はあまりないのが現状です。また、この時期の子どもは自分の目に異常があったとしても、なかなか自覚ができません。この機会に、子どもの「目」の健康をあらためて見直してみましょう。
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10月1日は園医の金井先生による全園児内科健診があります
10時30分開始を予定しています。
当日お子さんの体調等で御心配なこと、聞きたいことがありましたら担任、看護師までお知らせください。
「見る力」を育てるポイント
□明るさ、暗さのメリハリある生活を
日中は光を浴び、夜は暗くして眠る。
□広い空間で体と目を動かす機会を
全身運動は眼球、視神経・脳の発達を促す。
□いろいろなものを見る体験を
止まっているもの、動いているもの、小さなもの大きいもの、遠くにあるもの近くにあるものなど、いろいろなものを見る体験が、目によい刺激になります。
□テレビやゲームは、時間を決めて
テレビは正面から見る。いつも横目で見ていると、視力に左右差が出ることもあります。
また、携帯ゲームなど狭い範囲の平面画像を見続けることは、目の負担になるため、時間を決めるといいですね。
保育から子育てを学ぶ
集団の場で、話が聞けるときとついていけなくなる時があって、先生の話を的確に理解することに失敗しがちなお子さんが多くいます。こんなとき、「あのさぁ」と、その場にそぐわない思いつきを話し始めることがあります。ずっと前の遠足の話だったり、昨日自分がしてほしかったことだったり。これからグループで活動するために、先生が丁寧に段取りを説明している最中に、「なぜ、今それを?」というタイミングです。
そこを指摘すると、機嫌を損ねて、立ち歩いてしまうこともあります。小学校に行くと、こういうルール破りは、許されないのが当たり前になっていきますが、保育園では、発達的な幼さから、どの子もいろいろなことをし始めます。先生たちは、それぞれに、軽く答えたり、うなずいたりしながら、大事なことを選んでしっかり伝えるスキルを磨いています。
彼らは、注意を保てず、話の文脈から転がり落ちてしまって、何をしたらいいかわからなくなっています。それで、自分の方から話をコントロールして、先生や仲間の話題に再び参加しようと試みているように思います。そこを上手にサポートしてくれる保育者に出会えると、こういう子どもたちは、集団から排除されずに参加の意欲を保つことができます。試しに、3人の子どもと半日過ごしてみてください。小学一年生相手でも、きっと苦労するはずです。こういう保育の専門性に支えられているからこそ、子どもは、ここを楽しみに通ってくるのだと思います。
(臨床心理士 青木)
食育 お月見団子作り
保育園では、9月25日に4・5歳児と一緒にお月見団子作りをしました。お湯でこねた上新粉を手の上で
コロコロ転がして、お月さまに見立てて作りました。時間が経つとすぐに乾燥して、子どもたちにはちょっと難しかったようですが、粘土遊びに似ているので、みんなとても楽しんでいました。出来上がったお団子は、色々な形でしたがとても上手にできて、作ったお団子は、おやつの時間においしくいただきました。
十五夜は秋の美しい月を鑑賞しながら秋の収穫に感謝する行事で、「中秋の名月」と呼ばれています。保育園ではこれからお米の収穫があります。収穫したお米は、子どもたちの手で脱穀してもらい、収穫に感謝して、みんなでおいしくいただきたいと思います。
(栄養士 佐藤)