今年の夏も、真夏日の連続で、子どもたちは元気いっぱいにプールや水あそびを楽しんだようです。夏の行楽地へお出かけされたご家族も多かったと思いますが、小さい子ほど何日も疲れが残ります。日焼けをして体が痛かったり、なんとなくダラダラしていたり、熱がでたり、下痢をしたり、機嫌が悪かったりと、体の疲れを言葉でうまく伝えられない分、イライラすることがあります。これから運動会など大きな行事も控えています。元気に参加できるよう上手に体調管理をしていきましょう。
9月9日は救急の日 ―こんなときは何科へ?―
病院は症状によって、対応する科が違います。すぐに適切な治療を受けられるよう、適応の科を再度確認し
ておきましょう。かかりつけ医や近隣の病院を探しておくと、いざというときに役立ち、安心ですね。またこの機会に防災用品の確認もできるといいですね。
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保育から子育てを学ぶ
ある日の4歳児クラスでは、自由遊びの中で、代わる代わる、ちょっとしたお絵かきを楽しんでいました。周りがざわざわしていても、創作活動をしている子どものそばに先生がさりげなくついて、環境を整えてくれていました。途中でいろいろと心に浮かんだことを口にしては、それを保育者に肯定的に受け止めてもらい、合いの手を入れてもらっていたからこそ、どの子も満たされていたのでしょう。
お昼寝に入る頃、午前中に描き上がった全ての絵を集めて、先生が紙芝居にしてくれました。一枚一枚絵を掲げて、「○○ちゃんは、△△に、家族で出かけました。そこで・・・」というように。各自がばらばらに描いた絵でしたが、こうして、先生が一人一人と話した内容を、かみ砕いて皆に伝え直してくれることで、夏の思い出がちゃんとクラスで共有されていくのです。皆生き生きと、友だちの絵を見つめて、話を聞いていました。
ちょっと近所のスーパーに買い物に行ったとか、公園に行ったとか。沢山のささやかな出来事が、子どもの大切な思い出となって、表現されていました。保護者の皆さんが、忙しい時間を割いては、子どもと関わり、夏の思い出を作って下さっていたことも、しっかりと伝わってきます。素敵な夏をありがとう。
(臨床心理士 青木)
食材の大きさについて
保育園の給食は、旬の食材を使用し食材の味を子どもたちに楽しんでもらえるように薄味で作っています。また、食材を大きく切り、子どもたちに噛む力をつけられるよう食事提供をしています。なぜ、子どもたちに大きく切った食材を提供しているかというと、噛むことは、子どもたちの成長・発達に必要な栄養を効率よく吸収する、とても大切な役割があり脳の発達にも役立つと言われているからです。現代の食事は、口あたりがよくやわらかい食べ物が多く、咬まない食事ばかりしていると顎の成長と歯並びに影響してきます。なので、しっかりとした顎を作るために、保育園では食材を大きく切ることで、自然に子どもの噛む回数を増やすように工夫しています。ご家庭でも顎の成長を促すような工夫を食事にとりいれてみてはいかがでしょうか。
(栄養士 佐藤)
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