日中の日差しはまだ強いですが、朝晩の気温はすっかり秋らしくなりました。子どもたちが楽しみにしている運動会ももうすぐです。
朝・夕の気温の差が大きく変わるこの季節、また夏の疲れが出てくる時期でもあります。
衣類の調節を工夫したり、ゆっくり休める時間を作ってあげられるよう、ご家庭でのご協力をお願いいたします。
10月10日は目の愛護デーです。
目を大切にするには…。
→前髪は目に入らないようにしましょう!
髪の毛には静電気が起こりやすく、細菌がつきやすくなります。
長すぎる前髪は…
・視野が狭くなります。
・前髪が目に入ると結膜炎をおこしたりすることもあります。
・目を傷つけることがあります。
視力の発達について
生後3か月 : 0.01〜0.02
生後6か月 : 0.04〜0.08
1歳 : 0.2 〜0.25
3歳 : 0.7 〜1.0
5歳 : 1.0以上が約80%
子どもの視力が大人並みの1.0ぐらいになるのは、6歳ごろと言われています。
子どもは視力に異常があっても、自分で症状を訴えることは難しいため、下記のような様子が見られたら眼科受診をしてみましょう。
・目を細めてみる
・片目で見る
・顔を傾けてみる
・まぶしがる
・いつも目が涙ぐんでいる
・まぶたが下がっているなど
平成26年10月1日より、水痘(水ぼうそう)の定期予防接種が開始されます。
<接種対象者及び回数>
@ 1歳(1歳の誕生日の前日)
〜2歳11か月(3歳の誕生日の前日)
※ 2回接種(3か月以上の間隔をあけて)
A 3歳(3歳の誕生日の当日)
〜4歳11か月(5歳の誕生日の前日)
※ 1回接種(平成26年度限りの経過措置につき平成27年3月31日までの限定)
対象のお子さんには、既に通知が郵送されていることと思います。
お忙しいかと思いますが、できるだけ接種することをお勧めします。
「蚊について」
デング熱の発生が心配される毎日ですが、今回は「蚊の豆知識」について触れてみたいと思います。
【吸血されるとかゆくなるのはなぜ?】
蚊は吸血のために口吻(こうふん)を皮膚に刺しこむ際、だ液腺からだ液を人の体内に注入します。
これは人の皮膚感覚をマヒさせ、血液が固まるのを防ぐ物質が含まれています。
血を吸われた後、赤くはれて硬くなるのは蚊のだ液中に含まれる物質に対するアレルギー反応が原因で起こるのです。
【蚊に刺されやすい人とそうでない人の違い】
蚊は暗闇でも人や鳥などの存在を知ることができます。
この理由は、@呼吸(CO2)A体温B皮膚からの匂い等を蚊が感知するためと考えられています。
体温の上昇や呼吸の増加により、蚊が誘引されることがありますので、運動後や活発に行動する子供も蚊に好まれるのです。
10月2日(木)は園医の金井先生による全園児の健康診断があります。
気になる事、伝えておきたい事等ありましたら担任、看護師までお知らせください。
保育から子育てを磨く
多くの場合、私たちが子どもの喧嘩を仲裁するときには、既に泣いた子どもと、泣かせた子どもがいます。 保育者は、泣いた子どもに近寄って、慰めながら理由を聴いていきます。そして泣かせてしまった子どもに近寄って、言い分を聴きます。そのあと、子どもたち同士の間を取り持って、ごめんなさいとか、いいよとか、子どもたちの言葉で事を収束させていくように援助しています。
なかなか自分の非を認められずに、言い訳したり、逆上する子どももいます。あるいは、自分から手を挙げておいて、ちゃっかり先に泣いて先生を巻き込む子どももいます。これは困ったものだと思いますが、小さいこどもでも、大人がどういう道理で物事を裁いていくのか、敏感に察知するものです。
また昔は日本でも、喧嘩は負けて帰るな、やったらやり返せ、と教える親も多くありましたが、勝ち負け以上に、もっと広くこどもの社会参加への学びの機会となるような関わりが重視されるようになったと言えるでしょう。いろいろな価値観で関わってくれる大人の存在が必要なのかもしれません。
喧嘩の内容やいきさつによって、かける言葉は様々ですが、関わる大人として、一つだけ共有したいことがあります。喧嘩した子ども同士が仲直りできたことを、立ち会った大人が我が事のように喜んでください。二人を一緒に抱きしめてあげるのも良いでしょう。喧嘩の切羽詰まった緊張感から解き放たれ、両方の子どもが共に許され、抱えられ、そして、新しい関係に出会えた、と感じられる終わり方が、つまらないことで「悪い子」を作りだしてしまう不幸を防ぎます。
(臨床心理士 青木)
食育−お月見団子作り−
保育園では、9月8日の十五夜の日に4・5歳児と一緒にお月見団子作りをしました。お湯でこねた上新粉を手の平でコロコロ転がして、お月さまに見立てて作りました。時間が経つとすぐに乾燥して、子ども達にはちょっと難しかったようですが、粘土遊びに似ているので、みんなとても楽しんでいました。出来上がったお団子は色々な形でしたが、とても上手にできて、作ったお団子はおやつの時間においしくいただきました。
十五夜は秋の美しい月を鑑賞しながら秋の収穫に感謝する行事で、「中秋の名月」と呼ばれています。今年は、天候も良く大きな満月が、とてもきれいに見れましたね。
保育園ではこれからお米の収穫があります。収穫したお米は、子ども達の手で脱穀してもらい、収穫に感謝して、みんなでおいしくいただきたいと思います。
(栄養士 佐藤)
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