生活リズムを見直そう
生活リズムの乱れは、健康に悪影響を及ぼします。この夏で、遅寝遅起きの習慣がついていませんか? 朝の生活の見直しから、リズムを取り戻せるといいですね。
まずは早起き
遅寝遅起きを、急に早寝早起きにするのは難しいものです。まずは、寝るのが遅くなっても一定の時間に起きる習慣をつけてください。
光をあびる
起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、体も脳も目覚めます。
朝食をとる
朝食で胃腸を働かせ、目覚めさせます。
9月9日は救急の日 ―こんなときは何科へ?―
症状によって、対応する科が違います。すぐに適切な治療を受けられるよう、適応の科を再度確認しておいてください。
かかりつけ医や近隣の病院を探しておくと、いざというときに役立ち、安心ですね。
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保育から子育てを磨く
この夏も暑かったですね。長房西保育園の大胆な日陰スペース作りに、園児たちはどれほど救われたことでしょう。葛のカーテン、様々な角度で張られたタープ。園庭の遊べる面積が、季節にかかわらず守られています。
ところで、園庭の作りかたは、その園の保育のスタイルをよく反映しています。ある郊外の私立保育園は、小学校グランドくらいありそうな大きな園庭を持っていました。それは、年に一回の運動会のリレーや、綱引きのために、なくてはならない広さでした。今でも、保護者の応援の場所取りが熾烈に展開しています。
先日この園の保育環境改善にコメントを求められて訪問したのですが、真夏の太陽がじりじりと照りつけて真っ平らの園庭を焦がしていました。子どもたちは、隅っこのプールの囲いに集まって遊ぶだけでした。
広い敷地を生かして、もっと木を植えたり、築山などを作ってもおもしろいのではと、提案したのですが、そうすると運動会ができなくなるから、という答えでした。たった一日のために、残りの364日をこのまま過ごすことに何の疑問も感じておられない様子でした。
長房西保育園の子ども中心に生活環境を考える風土を、当たり前に感じていた私には、とても違和感があり、戸惑いました。毎日子どもの世話だけを中心に保育が回ってしまいがちな園では、先生方も結局疲弊してしまうのです。むしろ、大人も子どもと一緒に生き生きできる生活環境を、あれこれ工夫し続ける園の方が、自然な解放感と楽しさが生まれてきます。 保育園に来て、楽しそうにしている子どもの様子から、私たちは、たくさん学ぶものがあるのだと感じています。
(臨床心理士 青木)
食育−食材の大きさについて−
保育二期がスタートします。子どもたちは4月に比べると身長が伸びておおきくなり、給食も良く食べるようになってきました。子どもの成長に合わせ給食の食材を大きく切り、子どもたちに噛む力をつけられるよう食事提供をしています。噛むことは、子どもたちの成長・発達に必要な栄養を効率よく吸収する、とても大切な役割があり脳の発達にも役立つと言われているからです。現代の食事は、口当たりがよくやわらかい食べ物が多く、噛まない食事ばかりしていると顎の成長と歯並びに影響してきます。しっかりとした顎を作るために保育園では、食材を大きく切ることで、子どもの噛む回数を自然に増やすよう工夫しています。
ご家庭でも食事内容を見直し顎の成長を促すような工夫をしてみて下さい。
(栄養士 宮本)