八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 1月号
平成25年1月30日                       八王市立長房西保育園/看護師 河内友紀江

いよいよ冬本番。保育園でもインフルエンザの感染が広がっています。
予防接種をしていても特に乳幼児は抗体がつきにくいため、完全な予防にはなりません。
うがい、手洗いと十分な休養をしっかり取り、この季節を乗り越えられるといいですね。

インフルエンザとは…

潜伏期間
1〜2日

感染経路
患者の鼻腔(びこう)、咽頭(いんとう)、気道粘膜の分泌物からの飛沫感染です。
(ウイルスで汚染されている手指から感染することもあります)。

主な症状
インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型の3つがあり、その年によってA香港型、Aソ連型、B型のどれかが流行することが多くなっています。症状は、突然の高熱や強い頭痛、全身倦怠(けんたい)感、筋肉や関節の痛み、食欲不振です。咽頭痛、せき、くしゃみ、鼻水、おう吐、下痢、腹痛などもあります。
2〜3日で熱は下がっても、全身症状は1週間くらい続き、元に戻るのに10日〜2週間かかります。重い合併症もあるので注意が必要です(肺炎、中耳炎、心筋炎、脳炎)。

もしかかってしまったら…
  • できるだけ早く医師の診断を受けましょう。
  • 睡眠をとり、安静にしましょう。
  • 消化のよいものをとりましょう。
  • 高熱により脱水症状になりやすいので、水分の補給をしましょう。おう吐を伴い飲みにくいときは、15〜20分おきに少しずつ飲ませてみましょう。
  • 体を冷やさないように、室温は20〜22度にしましょう。
  • 乾燥は呼吸器をいためるため、湿度を60〜70%くらいにしましょう。

インフルエンザウイルスが好きなものは「乾燥」です。
適度な湿度(60%くらい)を保ち、定期的に部屋の換気をしましょう(加湿器、水の入ったコップやタオルを置く、霧吹きをかけるなど)。

今年度より、厚生労働省が定める「保育所における感染症対策ガイドライン」に基づき、「発症後5日かつ解熱後3日」は登園停止となりますので、ご注意ください。
登園にあたっては、上記の基準を満たしてからの保護者記入の登園届を提出しての登園になります。
ご協力をお願いいたします。

保育から子育てを磨く

寒いですね。インフルエンザなどでお休みの子どもが多く、食事時のテーブルが、こじんまりしてしまって、部屋の中がガランと広く感じるクラスもありました。それでも、ここにきて、ぐっとどのクラスも成長を感じます。
 私のような時々来る訪問者には、子どもたちが、なにやら得意げに、自慢話をしかけてくることがあります。何かをやって見せてくれることだったり、持ち物だったり。親からすると、人様に自慢話なんて、と思われるかもしれませんが、自分のことを自信を持って話せる、というのは、すばらしいことです。自分の自尊感情の根っこが育っている証拠ですから。
「○○はね、すごいんだよ」「俺だってすごい」、みんな何がすごいの?と私が尋ねると、すごいことをいろいろ教えてくれます。ぱっとご飯を食べられちゃうところ、とか、洋服についているボタンの色だとか。
そして、「ママがね、○○の声が好きって言う」「パパがね、参った!っていう」など、実は、自信のある子どもの根拠の多くは、ほめ上手な親たちが提供してくれていることがよくわかります。何かができたことや手伝いをしたことでほめられたことよりも、案外と、「あなたが好き!」という意味に近いものの方が、子どもたちの基本的な自信をしっかりと支えてくれる栄養になっているようです。
進級、卒園が近づくこの季節、お子さんが自信を持ってステップアップできるよう、どうぞ、お子さんのユニークで、可愛いと思ったところを沢山言葉にしてあげて下さい。

(臨床心理士 青木)

食育−旬の食材の大切さ−

日本には四季があり、季節ごとに「旬」の食べ物があります。その食材が一番味がよく出回る時期のことを旬といいます。そして、旬の食べ物はおいしいだけでなく、人間のからだにも優しい食べ物だということが解ってきました。
例えば山菜など春の食材に多く含まれる苦みが冬の間に眠っていた体の細胞を目覚めさせてくれるように、旬の食材は季節を上手に乗り越えるために欠かせない食べ物なのです。
人工的な栽培の普及によって一年中、手に入る食材が多い中、旬の食材は栄養価が高くて味も美味しく、値段も安いので、ご家庭でも旬の食材を意識して積極的に食べるようにしてください。保育園でも年長さんの味見隊やリクエストメニューなどを決めるときにも旬の話しを子ども達にします。最初は旬の意味が難しかったようですが、だんだんと自分の方から「この○○って旬だから今が一番おいしいんだよね」と嬉しそうに話してくれます。保育園では、これからも旬の食材を大切にし、献立の中に取り入れていきたいと思います。

(栄養士 佐藤)

子ども目線−遊びの中での工夫−

園では手作り凧で遊ぶ活動が保育の中に組み込まれていますが、この凧が揚がるという不思議さは、子どもたちの科学の芽を触発するにはとっても奥の深い遊びだと思っています。一見、男の子だけの遊びのように思われているかもしれませんが、園の子どもたちの『凧あげをしたい』という興味性は男女でそんなに差はありません。
私はこの年になってもこのような遊びが大好きですが、先日プラスチックでできたハガキより小さな凧をたにぞうさんからもらい、その仕組みに興味がわきました。そして強度と大きさを考えれば、折り紙でも作れると考え、5歳児の部屋でさっそく作ってみました。すると予想どおり弱い風があれば十分上がる凧ができ、側で見ていた2人の子どもも作りたいとやってきました。一緒に飛ぶ凧を作ったのですが、ドラマはこの後おきました。私が部屋を出た後、他の子も友達同士のアドバイスで次々作り出し、ついには強度を無視した大きな凧を作り始めたのです。理論上薄い紙だけで大きな凧を作るのは不可能に近く、やはりぐにゃぐにゃしてしまい、引きずられていました。すると、誰が気付いたのか、凧には骨が必要と考えた子がいて、なんと広告誌などを丸めて芯にしていました。次にしっぽが何らかの役割をしていると思ったのでしょうか、それをつけ始めました。ところが、長さの重要性には気づかず、短い短冊のような荷造りテープをたくさんつけ始めました。それは装飾のような働きをし、とってもきれいな凧のデザインになりました。遊びの中で子どもたちが自ら考え、工夫している姿に出会った瞬間でした。うまくは飛ばない凧ですが、このような活動ができるように、子どもには豊かな遊び時間が必要だと思いました。

(園長 島本)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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