八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 10月号
平成24年 10月26日                       八王市立長房西保育園/看護師 河内友紀江

朝夕はだいぶ肌寒くなってきましたね。一日のうちの寒暖差が大きくなると風邪をひきやすくなりますので、これからやってくる冬に向けて風邪に負けない健康で丈夫な体づくりを心がけていけるといいですね。八王子市内・近隣地域では「感染性胃腸炎」の報告が増えているようです。お子さんの体調の変化には十分ご注意ください。また、園では「水痘(水ぼうそう)」にかかっているお子さんもいます。登園前の全身状態のチェックにご協力をお願いいたします。
10月に入って、早速インフルエンザの予防接種を受け始めた方もいます。子どもの場合、1シ−ズン2回接種が標準です。接種してから2週間以上たたないと効果が現れないので、接種する予定の方は、大きな流行期に入る前に済ませられるよう計画を立てましょう。ただし、アレルギーのあるお子さんは受けられない場合もありますので、医師とよく相談・確認をしてから受けるようにしてください。

衣替えの季節 〜動きやすい服装で〜

少し肌寒くなってくると、長袖・長ズボン・裏起毛のトレーナーやニット素材のものなど、すっかり冬支度のお子さんが目立ち始めます。子どもは、大人よりも体温が高めなことが多く、新陳代謝も盛んなので、厚着をして体を動かすと、真冬でも汗をかきます。子どもの服装の基本は、大人よりも1枚少なめが目安です。登園・降園の際には、上着を1枚羽織って調節できるような服装が理想ですね。
また、小さい子に限らず着ぶくれによる事故や怪我には注意が必要です。例えば、ダウンジャケットなどは、モコモコしていて小さい子にとってはとても動きにくく、遊びを妨げることもあります。足元が見えにくい、転んだ時に手が出ないなど、大人からみるとほんの些細なことのように思われがちですが、顔面や頭部の怪我・その他大きな事故に繋がる危険性もあり、子どもにとっては必要な配慮なのです。子どもたちの普段の服装は、「活発に遊べる」という点を最優先していただき、これから訪れる寒い冬も、健康で快適に過ごせる服装を考えてみましょう。

着脱しやすいもの
ファッション性よりも、ボタンやホックをはめやすく、ひとりで着脱しやすいものが理想です。

下着を着る
保温性・吸湿性を考えると、綿100%の半そでか、ノースリーブの下着が一番です。ただし、古くなると生地の目が詰まって保温力が低下します。Tシャツを下に着るとゴロゴロして動きにくく、下着の代わりとしての役割にはなりません。

薄手の重ね着
重ね着をすると、服と服の間に体温で温まった空気の層ができ、厚手のものを1枚着るよりも保温性が高まります。
薄手の重ね着なら動きやすく機能的なので、秋冬の肌寒い時期でも薄着の習慣を身につけるのに役立ちます。
特に、園内は空調管理・乳児室には床暖房も完備されていますので、裏起毛やニット素材の洋服などは不要です。子どもにとって動きやすく、肌に優しい素材のものを選んであげてください。

保育から子育てを磨く

先日、臨床心理士が学校のいじめ問題に取り組むという仕事で、ボクサーの内藤大助選手と対談しました。彼は、朝日新聞に、いじめで苦しむ子どもたちにメッセージを寄せています。彼が、過酷ないじめられ体験を乗り越え、世界チャンピオンになったことは、よく知られています。
そんな中で、一番印象的だったことの一つは、彼が、保育園時代をとても楽しそうに温かな思い出として語っていたことでした。母子家庭で、貧乏だったことをいじめられたけれど、保育園では、だれもそんなこと気にもしないし、毎日が楽しかった。みんな平等だった。この当たり前の環境が、自尊心の根っこになり、つらい時期を耐えるための確かな糧になっていると思いました。
もう一つは、子どもの普段の様子を近くにいる大人が「気にかけてやってほしい」、そして「聞いてやってほしい」、子どもは、いつも自分の気持ちを伝えたいと思っている、という言葉でした。子どもはおしゃべりなようでいて、小さいときから、こちらが気にかけて話かけたり、子どもの気持ちをくもうとし続ける大人の存在があって、ようやく自分の気持ちを言葉にすることができます。
そうは言っても、毎日の慌ただしさの中で、子どもとトラブルが続くこともあり、身近な大人として、今、どんな関わりをすれば、子どもの将来の心の糧につながるか、全く見えなくなることもしばしばです。そんな時こそ、子どもの心に寄り添い続けることの価値を信じ、そこに立ち戻って、もう一度、関わり直して行きたいですね。

(臨床心理士 青木)

食育−食欲の秋−

秋は「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」と楽しいことがたくさんあります。その中でもやはり「食欲の秋」を欠かすことはできないと思います。この季節に野山は、木の実・草の実・きのこなどさまざまな食材に恵まれ、まさに実りの季節・食欲の季節です。なぜ食欲の秋と言われているのかは、夏は気温が高く体温を維持することが出来るのですが、秋になると気温が下がり、体温を維持するためにエネルギーを必要とするので、秋には食欲が湧いてくるのです。さらに冬へ向かっての身体作りという意味もあるようです。
そこで、でんぷん質や高たんぱくの食材に恵まれている秋にしっかりと食べて、体にエネルギーを貯えて、寒い冬を乗り越えられる元気な体作りをしましょう。保育園でも、旬である秋刀魚や鯖、鮭、きのこ類、根菜類(さつま芋・里芋・人参・ごぼう・れんこん・大根)といった食材をたくさん使った給食にしていきたいと思います。ご家庭でも、秋の味覚を楽しんでみて下さい。

(栄養士 石井)

私はモデル−いっしょにいて ここちよい−

先日、ある保育園に訪問し、1才クラスの子どもたちの中に、ほんの少しの間お邪魔させていただいた時の事です。「こんにちは、おじゃましてもいいですか?」と聞くと、まんまるい目を更に大きくひらき、笑顔で「いいよ」と答えてくれました。ちょうどお散歩に行く準備をしていたのですが、子どもたちは自分で靴を履きながら、私にタッチをしたり、「いっしょにいくの?」などと声をかけてくれました。ほんの少しの時間でしたが、なんだかその空間にいる事がとってもここちよかったことを覚えています。
子どもの中にいて、ここちよいと感じられる空気は、その園の保育を反映しています。何かができてすごいとか、能力開発のために何か特別な教育プログラムを実践しているとかいう前に、このように『ここちのよい空間(人間関係)をつくること』に力を注いでいる園の子どもたちは、一人ひとりがとても大切にされていると思うのです。そして、そのここちよさという環境があってこそ、子どもたちは心をいっぱい使って、伸びやかに生活することが出来ます。
そんな事を思いながら、自分の園に帰って子どもたちの中にうずもれると、そこにはつながりがある分、さらにここちのよい空間がありました。保育園には色々な気持ちを持った子どもがいるので、一人ひとりの安心感というのはとっても大切です。皆さんも保育ボランティアの中で子どもと一緒にいることのここちよさを感じた方がいたのではないでしょうか。一緒にいてここちよい空間づくりは、是非家庭でも意識してみてください。そこには穏やかな人間関係が存在しているのだろうと思いますし、子どもには一番成長を促す環境だと思います。

(園長 島本)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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