八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 8月号
平成24年 8月28日                       八王市立長房西保育園/看護師 河内友紀江

暑い夏をエネルギッシュに過ごした子どもたちは、そろそろ夏の疲れが出るころです。保育園では、これから運動会や遠足などの行事が待っています。元気に活動に参加できるよう、もう一度、子どもの生活習慣を見直してみましょう。

生活リズムを見直そう

生活リズムの乱れは健康に悪影響を及ぼします。夏の間に、遅寝遅起きの習慣になっていていませんか?朝の生活の見直しから、リズムを取り戻しましょう。

まずは早起き
遅寝を早寝にするのは難しいですが、まずは、遅く寝ても早く起きる習慣をつけましょう。

光を浴びる
起きたら部屋のカーテンを開け、太陽の光を浴びましょう。それによって生体時計がリセットされ、体も脳も目覚めます。

朝食をとる
朝食で胃腸を働かせ、目覚めさせます。

乳児に多い皮膚トラブル

乳児の肌は、とてもデリケートです。特に汗をかく夏場は、さまざまなトラブルが起こりやすい時期です。皮膚のトラブルを悪化させないためにも、毎日のケアを大切に行っていきましょう。また、治療中の場合は、必ず保育者にお知らせください。

おむつかぶれしていませんか?
オムツでむれたり、皮膚に残った尿や便の成分が刺激になってかぶれます。長時間オムツを濡れたままにしているとなりやすいので注意が必要です。
おむつかぶれの第一の予防は、おしりを清潔に保つことです。おむつはこまめに替え、おしりの汚れをふき取ったあと、お湯か水を浸した脱脂綿などでもう一度きれいにふき取るといいでしょう。かぶれが見られたら、できればおむつ交換のたびに患部をぬるま湯で洗い、よく水分をふきとってからおむつをつけましょう。洗わずに、乾いた布でこするのは禁物です。お風呂では、石鹸を使ってよく洗ってください。

おむつかぶれと間違えやすい
カンジダ感染症(カンジダ皮膚炎)
 赤いブツブツや、皮がむけたような湿疹ができます。おむつかぶれと間違えやすいのですが、カンジダという「かび」で起こる皮膚炎です。オムツかぶれがカンジダ皮膚炎に変わってくることもあります。カンジダによるものは、おむつの当たらない股や皮膚の奥まで炎症が起こります。通常のおむつかぶれの薬では改善しません。なかなか症状が改善されないときは、皮膚科を受診してください。

あせもに注意!
あせもは、背中・ひじの内側・首・手首のくびれなどに多く現れます。白く小さな発疹は、清潔を心がければ1〜2日で治りますが、赤くなると強いかゆみを伴って、治りにくくなります。夏場はこまめに汗をふき、外から帰ったらすぐにシャワーで汗を流すなど、皮膚を清潔に保つようにしてみてください。ベビーパウダーは、汗腺が詰まることから、最近はあまりおすすめされていないようです。

保育から子育てを磨く−保育には子育てのヒントがいっぱいあります−

ちょっと静かに、、、。保育園で、家庭で、街の中で、大人と子どもの小さなやりとりが、今日も繰り返されています。特に夏休み中は、お子さんと外出する機会がいつもより増えますね。子どもたちは、一時もじっとしておらず、あちこち興味のママに行動しているように見えます。でも、自分で落ち着いてもらうには、あまりにも刺激が多すぎるのです。
慣れない場所では、大人にぴったり寄り添って不安をなだめる慎重派のお子さんのタイプと、どきどき、わくわくすると、すぐに舞い上がってしまって、何かとお騒がせ行動を起こしてしまうタイプの違いがはっきりでます。お出かけはどの子も期待に胸を膨らませているはずなのに、暴れん坊タイプは、叱られることが多くなりがちです。
保育園で、上手にクラスをまとめている先生方は、沢山の子どもたちを相手に毎日どうやって、過ごされているのでしょう?いろいろと、さすが!と思うところは多々あるのですが、一つヒントがもらえるところは、上手に「子どもを静かにさせておく」ことができるのは、上手に「子どもとかかわり続けている」からなのだ、ということです。別の言い方をすると、「上手に応え続けている」のです。
大人たちにとって、電車の中で、親子の楽しそうな会話は、けっして耳障りではありません。「どうしてそんなことするの」「だめって言ったでしょう」と、ストップのかけ声から始まるいつものやりとり。そのほんの少し前の子どもから発した言葉から、始めてみませんか。そこに、「なるほどねえ」で始まる子どもとのコミュニケーションの種が沢山つまっています。

(臨床心理士 青木)

食育−夏野菜と食事−

暑い日が続き、子どもたちの食欲も低下してきていると思います。保育園では、いろいろな工夫をしながら、子どもたちにいっぱい食べてもらえるよう、夏野菜を使用した献立を多くいれています。なぜ夏野菜を多く使用しているかというと、旬の野菜にはその季節に食べる理由があると言われているからです。そこで、今回は夏野菜の効能などについて話をしたいと思います。
夏野菜と言えば、きゅうり、トマト、なす、ピーマンといった野菜が代表的です。トマトやピーマンには、ビタミンCが多く、夏の日焼けでダメージを受けた肌のシミ防止や疲労回復にも効果があります。また、きゅうりやなすは水分が多い野菜なので、利尿作用があり、暑い体を冷ましてくれます。なすやトマト、ピーマンは油で炒めて調理をすれば、栄養価がアップするので、ご家庭でも子どもの食欲がない時には夏野菜をうまく利用した煮物、和え物、炒め物、蒸し物などいろいろな料理を作ってみてください。

(栄養士 石井)

ただ遊ぶ−子ども同士の遊びの中で育つ人間関係−

3歳児が4〜5人集まって、積み木のビー玉ころがしを使って遊んでいたので、私はハラハラしながら側で見ていました。というのは、子どもたちが積み上げたビー玉を転がす積み木のコースは、ちょっと触るだけでコースがずれ、すぐに上手く転がらなくなるからです。ですから、3歳児がコースを崩さないように気を使いながらビー玉を転がすという状況が、私には想像出来なかったのです。
案の定、毎回のように積み木に触れる子がいて、その度にビー玉は途中で止まりました。しかし、その度にコースを直しては遊びを続けていたのです。しかも、ぶつかった子が「ごめん」をいう事もなく、なおす子が怒るわけでもなく、かといって、協力した遊びという状態でもありません。3歳児ですから、その場を共有しながらも、一人ひとりが勝手にそのコースを使って遊ぶという不思議な光景が続いていたのです。子どもたちは、いつからこんなに心が育っていたのでしょうか。おそらく、毎日の繰り返しの遊びの中で、お互いの気質が何となく理解でき、上手に遊ぶ術がだんだん備わっていったのでしょう。これは大人の考えている「いれて」「いいいよ」という、正しくルール化された遊びとは違うと思うのです。
これらの仲間とうまく遊ぶ力は、毎日の子どもたち自身の主体的な遊びのなから生まれてきたものです。ただ遊んでいると思われがちな関係の中で育まれる、大切な子どもの時間なのです。

(園長 島本)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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