八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 5月号
平成24年 5月22日                       八王市立長房西保育園/看護師 河内友紀江

4月に園内で流行していた嘔吐下痢は落ち着いてきましたが、八王子市内全体ではまだまだ多いようなので、引き続き体調管理には十分ご注意ください。4月は、内科健診・歯科健診と保健行事が続き、必要に応じて保護者の方に結果をお知らせしました。虫歯の指摘を受けている方は、悪化して痛みが出る前に治療を受けてください。
 今月は、ぎょう虫検査・尿検査とご自宅で実施していただく検査が続きました。朝の忙しい時間でしたがご協力ありがとうございました。まだの方は、お子さんの健康とプール遊びにも関わる検査ですので、忘れずに提出をしてください。

<予防接種>

ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンに続き、ロタウイルスワクチンの接種が始まり、今年の秋には不活化ポリオワクチンの接種が開始されるなど、新しい予防接種が増えています。よく「○○の予防接種は受けたほうがいいですか?」という質問がありますが、そもそも予防接種は、かかると治療法がなく重い後遺症を残したり、命にかかわることさえありえる病気を予防するためにあります。今は流行していないのに・・・と思われがちですが、多くの人が予防接種を受けて免疫力をつけているからその病気が流行していないだけで、この先受けない人が増えてくるとまた流行する可能性は十分にあります。予防接種は本人のためでもあり、人に病気をうつさないためのマナーともいわれます。中には、予防接種の副反応を心配される声も聞かれますが、副反応よりも治療法のない病気にかかってしまう方がはるかに危険だということも認識しておいてください。
特に、保育園などの集団生活は感染症が流行しやすい環境ともいえるので、一人ひとりがきちんと予防接種を受けていることが重要な感染予防に繋がります。小さい子は体調を崩しやすいので、定期予防接種の標準年齢内に接種することが難しい場合もあるかと思いますが、対象年齢内であれば無料で接種できますし、任意の予防接種を含めると回数も多くなり、対象年齢内に受けきれなくなってしまいますので、お子さんの元気な時に可能なものは同時接種するなど、主治医の先生と相談しながら計画的に進められるといいですね。

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保育から子育てを磨く−保育には子育てのヒントがいっぱいあります−

日中はずいぶんと暑くなってきて,園庭もぐっと緑が冴えてきました。今日は,園庭でじっくりと園児たちが遊び込んでいました。自分でどうしたいかを決める力を大切にしている保育者の関わりが,あちこちで展開しています。外に出たい,水遊びをしたい。単なるわがままとは違って,ちゃんとそこに耳を傾けてくれる大人がいると,子どもは,自分の存在が大切にされていると感じてくれます。そうすると,一つのやりたいことのために,順番やルールを守ることも納得して応じてくれることが多いのです。
 ところで,沢山の子どもそれぞれに,適切な遊びの身支度を整えるのは,至難の業だと思いませんか?これを難なくこなされる先生方には、脱帽です。もちろん脱ぎ着は,自分でできるに越したことはありませんが,すぐに遊びたい、たっぷりと遊びたい,という気持ちを何よりも大切にするときには,さっと手伝ってあげることが大切です。杓子定規に脱ぎ着の自立を求めて,子どもがイライラしては,せっかくの遊び体験が台無しです。先生方は,子どもの表情や,思いをさっとつかみ,だっこで子どもと一緒に園庭を眺めながら,わくわくする気持ちを膨らませるようにして、靴を履かせてくれていました。「行っておいで!」と応援しているような感じです。これから遊び込むための心のガソリンを投入しているようにも見えます。よちよち歩きの赤ちゃん園児の瞳が輝き,「うぉ,うぉ」と何かを指さしながら立ち上がって行きました。エンジン全開!

(臨床心理士 青木)

食育−親子クッキング−

園では、5月19日の土曜日に、遠足の代わりに4・5歳の親子クッキングを行いました。子どもたちは、1ケ月ほど前からメニューをあれこれ考えた末、4歳児はクッキー・5歳児はカレーを担当で作りました。
5歳児からは、最初おもちつきをしたいという話もあったのですが、食べられない子どもがいる事を伝えると、やさしく考え直してくれました。4歳児も、クッキーの中にいろいろなものを入れながら、オリジナルのクッキーを考えました。さらに、担当を決めたり、必要なものを考えたりしながら、さまざまな準備をしてきました。
当日は、保護者の方々と一緒にクッキングをするという事で、子どもたちの満面の笑みが印象的でした。たくさんの方々と一緒に、子どもも大人も楽しみながらクッキングをしている姿は、とても微笑ましい光景でした。さらに、自分たちで作ったものは格別なようで、みんな「おいしい」といってたくさん食べ、大満足な様子でした。保護者の方も、親子クッキングで子どもたちの成長を実感できたのではないでしょうか。園では、これからも食育などを通して、子どもたちの喜びを大切にしていきたいと思いますし、ご家庭でのお料理の相談にものっていきたいと考えていますので、どうぞ遠慮なく声をかけてください。

(栄養士 佐藤)

子ども目線−楽しかった記憶−

5月21日は「金環日食を見ました」という人がたくさんいました。4・5歳の子どもたちの中でも、見たという感想が多く、話題になっていました。考えてみると、7時半ごろ多くの人たちが一斉に空を見上げているという情景も、この忙しい世の中で、なんだか時間が一瞬止まったような、貴重な瞬間だったのではないでしょうか。しかも、それが自然現象であるというところも素敵です。地域の小学校では、子どもたちや保護者までがいつもより早く登校し、みんなと一緒に空を見上げていたそうです。
小学生ぐらいになると、仲間と一緒に見た楽しい体験はずっと忘れないのでしょうが、保育園の子どもたちの中には金環日食を見たという記憶はほとんど残らないかもしれません。しかし、金環日食をみんなで一緒に見た時の『楽しかったという雰囲気の記憶』は、これから家族や地域の人と共に生きるエネルギーにつながって行くのだと思います。その意味では、もっと年齢の低い子どもたちにとっても、大人の楽しんでいる心の中にとりこまれる安心感や喜びは、とっても気持ちがいいもだと思います。
忙しい日々の中で、『自然の不思議さに子どもと感動を共有する。』そんな時間はなかなかとれないような気がしますが、実は子どもと歩く時、足元の草花や虫、周囲の環境などを楽しもうとすると、そのような体験はいつでも出来ます。園のお散歩や外遊びなどは、毎回そのような場になっています。先の交流会でも、親子でのんびり公園まで歩いたことがとっても楽しかったという感想をいただきました。ちょっと子どもと時間をのんびり使う。その事が今はとっても大事なことのように思います。 

(園長 島本)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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