先日はお忙しい中、インフルエンザの予防接種に関するアンケートにご協力いただきありがとうございました。テレビのニュースでインフルエンザの報道が出る度に、八王子の名前があがるほど猛威を奮っていましたが、園でも2月に入ってから急激にインフルエンザの報告が増えました。八王子市内では、主にA型が流行していて、毎週B型の5倍近くの発生状況だったようです。しかし、園ではほとんどのお子さんがB型でした。インフルエンザは、毎年誰でもかかる可能性があり、同じシーズンにA型とB型の両方にかかる可能性もありますので、今シーズンに1回かかったからといって油断は禁物です。特に、病後の免疫力が低下している時期などは体調管理に十分ご注意ください。また、マイコプラズマに感染したお子さんもいましたので、合わせて日々の健康観察にも配慮をお願いいたします。
アンケート結果


<感染予防の保育対応>
・夕焼け保育も可能な範囲でクラス対応に切り替え。
・インフルエンザの発症報告を受けた後、早急に他クラスとの交流やお手伝いの受け入れを一時中止。
<0・1・2歳児で流行しなかった理由を考えてみると・・・>
・アンケート結果より、乳児の方が幼児よりも予防接種率が高い。
・小中学生の兄弟姉妹が少ない。
・在園児の兄弟姉妹もわりと少ない。
※平成24年4月1日より、学校保健安全法の改正によって、インフルエンザの出席停止期間が現在の「解熱後2日間」から「発症後5日間」へ延長になります。園では、厚生労働省が定める感染症対策ガイドラインに準じて、「発症後最低5日間かつ解熱後3日を経過するまで」登園停止となります。
保育から子育てを磨く−保育には子育てのヒントがいっぱいあります―
春はもうすぐのはずなのに、寒い日が続いていますね。それでも、木々の芽がすこしずつ大きくなっているのを見つけることができます。
『春のきざし』を見つけながら、この「もうすぐ」を楽しみにして待っていると、みんながわくわくして、kokoroがほっこりしてきます。悲しいことに、大人たちは、慌ただしい学年末の毎日で、季節を感じるセンサーが、にぶりがちです。ですので私も毎年、保育園で出会う子どもたちに、それを教えてもらいます。
くしくも本日は、雪模様ですね。保護者の皆様、どうか安全に十分注意して、お出かけ下さい。私たちにとって、実に悩ましい雪ですが、子どもたちには、積もる雪のわくわく感の方を、安全な保育園の環境の中で、存分に体験できるよう、園の職員は子どもの目線で迎えてくれています。
お仕事を終え、お子さんの満足して、楽しんだ笑顔に再会できる「もうすぐ」を楽しみに、わくわくしながら、お迎えにいらして下さいね。
2〜3日すれば、すぐに雪の下から春が顔を出す話を、お子さんが始めてくれるはずです。お別れや、新しい出会いが近づく春でもあります。kokoroに、「わくわく」を補充して、前に進みましょう。
(臨床心理士 青木)
食育−おやつアンケート−
あゆみの交流では、お忙しい中参加して頂きありがとうございました。「おいしい給食ありがとうございます。」「旬の食材を取り入れているんですね」と言った言葉や、日頃から行っている調理保育にも、関心を持って頂いていることが分かり嬉しく思いました。
さて、今回はおやつに関するアンケートのご協力ありがとうございました。保育園から帰った後、おやつを食べる子が思っていた以上に多いのにはびっくりしました。内容としては洋菓子とスナック、駄菓子のような市販のおやつの使用が約8割あり、くわえて糖分の多く含まれる清涼飲料水を飲んでいる子どもたちが約7割近くいました。一方、休日には手作りおやつをだしている家庭も見られ、子どもの食生活についての意識が高いのに、日常は仕事等で忙しく、なかなか出来ない状況が理解できます。大人の感覚で「おやつ」というと「お菓子」というイメージが強いようですが乳幼児にとって、補食の扱いであり「食事」のひとつなのです。1日3食の他におやつという「補食」という形で食事を提供することが大切になります。それにともなって水分補給も重要なポイントのひとつです。水分も糖分の少ない麦茶や牛乳などにしてあげ、おやつもただ与えるだけでなく、質や量を考えて上手に出す事を意識してみてください。アンケート結果は下記の通りですが、見やすいグラフは給食室横の食育コーナーに展示してありますからぜひ送り迎えの際に見て、一声おかけください。
(栄養士 石井)
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