八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 2月号
平成23年 2月24日                       八王市立長房西保育園/看護師 水野友紀江

寒い毎日でも元気な子どもたちですが、インフルエンザにかかった子も少しずつ増えてきました。低温・低湿のこの時期は、かぜのウイルスが大好きな季節です。かぜを寄せつけない丈夫な体づくり、環境づくりに配慮しながら、もう少し続く寒い冬を元気に乗り切れると良いですね。

インフルエンザ
急激に38〜40℃前後の高熱が出て、悪寒や頭痛・のどの痛み・咳・鼻水・筋肉痛や関節痛などの症状が現れます。 吐き気や下痢などの症状が現れることもあります。感染力がとても強く、普通のかぜよりも症状が重いのが特徴です。

悪寒・頭痛
 ↓
38〜40℃前後の高熱
 ・せき
 ・のどの痛み
 ・鼻水
 ・吐き気
 ・下痢
 ・関節の痛み
     など
 ↓
症状は3〜4日で軽減し、せきなども1週間程度で治まる。

インフルエンザかな? と思ったら

★受診して確認を
かぜと区別をするには検査が必要です。発熱した時には必ず受診をしてください。
ただし、発熱して半日以上経過をしないと正確な結果が得られない場合がありますので、お医者さんの指示に従ってください。

★脱水症状に注意
高熱が出たり、下痢を起こすと脱水症状が出やすくなります。こまめに水分補給をしてください。

★熱が下がって2日間は登園停止
インフルエンザは、「解熱して2日を経過するまでは登園停止」と決められています。
無理をするとぶり返したり、まだ人にうつす可能性が残っているからです。この期間を守り、家庭でゆっくり療養をしてください。

<お知らせ>
  • インフルエンザにかかった場合の「登園届」を一部変更いたします。新しいものを懇談会で配布しますので、保管をお願いいたします。
  • 3月の懇談会で、健康管理表のかかりつけの病院や予防接種の追記・訂正を確認していただきたいと思いますので、母子手帳など必要なものを持参していただくようご協力をお願いいたします。
保育から子育てを学ぶ−保育には子育てのヒントがいっぱいあります−

毎日寒い日が続きますが、さすがに3月も間近になり、日中は、春を感じさせる小さな発見が多くなりましたね。花のつぼみは、毎日大きくなります。子どもたちと一緒に触れてみたい話題の一つですね。この時期、卒園や進級に向けて、各クラスが子どもの育ちの振り返りやクラスとしてのまとめを行っていきます。子どもたちそれぞれと先生との一つのゴールが見えてきました。それは、かけがえのない、大きな育ちの山の頂上です。
長房西保育園の子どもたち一人一人の育ちの応援という意味で喩えれば、担任以外の大人たちは、この山登りの途中に、必要な物資の調達や道案内などをして、一緒に歩んできたと言えるでしょう。子どもたちは、生き生きと毎日を送るために、ご家族の応援がどれほど大きかったか、その思いもしっかりとリュックに詰め込んでいました。
多くの応援があってのことですが、この山登りの最後は、是非とも、子どもたちと先生でしっかりと進んでもらえればと思います。私たちは、山頂の広い景色を子どもたちが先生と一緒に見渡してくれること、その時の自信に満ちた誇らしい気持ちを記憶に刻む瞬間を心から願っています。特に年長児にとって、保育園の卒園は、人生最初の旅立ちの経験です。これから経験する沢山の旅立ちの原型となる大事な体験なのです。
長房西保育園に縁あって集った私たち大人に、子どもたちが与えてくれた様々な感動に感謝しつつ、大人たちなりのクライマックスを迎えましょう。
(臨床心理士 青木)

食育−食文化−

あゆみの交流では、お忙しい中、ご参加ありがとうございました。
展示した塩分濃度計の実験では、食生活を見直す良い機会になったようでした。また、年中児が夏のお泊り保育に向けて「味噌」を仕込んでいる事や、日頃の給食の活動に関心を持って頂いている事に、大変うれしく思いました。
先日行われた豆まきのこだわりメニューでは、今年は定番の大豆ごはんから小豆ごはんに変えてみました。見た目はお赤飯と同じ様でしたが、やはり白米ともち米・ササギとでは、食感や匂いは全く違うものでした。古くは、赤米で炊いたごはんが赤飯であったようですが、現在はもち米にササギを用いて蒸したものが、お目出たい行事の食事として一般的に普及しているようです。
お年寄りから聞いた話では、豆を用いると胴割れを起こして縁起が悪いとされ、ササギが用いられるようになったようです。また、赤飯に南天の生葉を添えるのも、葉の表と裏のどちらを下にするか地域によって異なり、大変興味深いものでした。ご老人は、まさに生きた図書館のようでした。
(栄養士 鈴木)

子ども目線−楽しい日々を積み重ねることで育つ−

「雪が降って子どもたちはみんな大喜び!」かと思ったら、そうでもない子もいるのです。雪の積もった園庭へ保育者が誘っても、暖かい部屋の方がいいという反応。しかし、保育者に誘われてあそび始め、楽しくなってくると、今度は部屋に入るのが嫌になるという子どももいました。
この辺りが実は保育の計画や環境設定が問題になるところであり、保育者の力が問われる瞬間でもあるのです。なぜなら、寒いから雪遊びをしたくないという言葉の裏には「寒くっていやだった」とか「滑って怖い思いをした」などという体験があるかもしれません。だから無理にさそうことには注意が必要なのです。「いやだった」という思い出を楽しいものに切り替えることができたら、それは素晴らしい保育実践になるわけです。
なぜ、「楽しかった」という印象にこだわるかといいますと、そのことが子どもの意欲を高め、視野を広げることにつながっているからです。この時大事なのは、それが直接体験することであり、本物との出会いになっているかということです。無理矢理やらされたことは、たとえできたとしてもその背景にはつらく、嫌な思い出が残ります。厳しい体験も大事だという人がいますが、それは大きくなって目的意識がはっきりしていて、自分の意思で努力をするという結果主義の学習の話だと思います。乳幼児期はいやな体験をすると、生きるために次はそれを避けようとしたり、相手の意見に迎合したりします。そしてどんどん間口を狭くしていきます。人格形成の基礎が培われる年齢において、幼児期の早期教育が問題視されるのもこんな部分があるのです。
楽しい日々を積み重ねることは特別なことではありません。子どもの主体的な活動を大切にし、周囲の大人たちがそれを温かく包みこむ視線が子どもを育てます。
(園長 島本)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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