八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 9月号
平成22年 9月29日                        八王市立長房西保育園/看護師 水野友紀江

9月下旬になり、急に涼しくなってきましたね。夏の間の猛暑によって、体に蓄積されていた疲れが出たり、気温の変化によって体調を崩しやすくなる時期です。睡眠時間や食事を十分に摂って、体力や病気に対する抵抗力を維持できるように心がけていきましょう。運動会も間近ですので、体調管理や怪我には十分注意し、元気に運動会当日を迎えられると良いですね。 

足に合った靴を履いていますか?

すぐに成長するからと、つい、サイズの合わない靴を履かせていませんか?
靴のサイズや形が子どもの足に合っていないと、不自然な足の使い方や歩き方のまま、足が育ってしまうことになります。体の成長が著しいこの時期だからこそ、適切な靴選びが重要になります。子どもの靴のサイズや履き方、歩き方などを再度見直してみてくださいね。

つま先にゆとりがある
理想は5mm。すぐに成長することを考え、5〜9mmのゆとりがあるものが良いでしょう。足の指を自由に動かせるように、つま先が広く、厚みがあることも大切なポイント。

足を固定
調整ベルトなどがついているものは、足を固定し、足と靴を一体化させる効果があります。

柔らかく、クッション性のある靴底
足の動きにフィットする柔らかさと、地面からの衝撃を和らげるクッション性が必要。

動きやすい服装を!

最近の子ども服は、とてもおしゃれなデザインのものが多くなっていますが、保育園で過ごす時間の服装は、「活発に遊べる」という点を優先していただけたらと思います。
現在、運動会に向けてたくさん体を動かしていますが、スカートや短いズボンでは、転んだときに怪我をしやすくなったり、紐などがついていると絡まって危険なこともあります。
さらに、小さいボタンや細かいビーズ・スパンコールなどの飾りがついているものは、子ども同士でぶつかった際に怪我のもとになったり、取れてしまったときに小さい子が拾って口にする誤飲の危険性も生じてしまいます。
着ている子ども自身の安全、周囲の子の安全も踏まえた洋服選びを考えてみてください。

着脱しやすいもの
ファッション性よりも、ボタンやホックをはめやすく、ひとりで着脱しやすいものが理想です。

薄手の重ね着
重ね着をすると、服と服の間に体温で温まった空気の層ができ、厚手のものを1枚着るよりも保温性が高まります。
薄手の重ね着なら動きやすく、機能的なので、秋冬の肌寒い時期でも薄着の習慣を身につけるのに役立ちます。

下着を着る
保温性・吸湿性を考えると、綿100%の半そでか、ノースリーブの下着が一番です。ただし、古くなると生地の目が詰まって保温力が低下します。
Tシャツは、下に着るとごろごろして動きにくく、下着の代わりとしての役割にはなりません。

お知らせ

10/5 (火)10:00〜 秋の内科健診(全園児対象)
10/12(火)第2回 ぎょう虫検査回収日(全園児対象) 詳細は後日お知らせいたします。

保育から子育てを学ぶ −保育には子育てのヒントがいっぱいあります−

行事の多い秋がやってきます。どのクラスも運動会の準備に取りかかっています。担任は、どの子にも活躍の場を与えたい、みんなで力を合わせることの楽しさと大切さを伝えたい、と様々な思いを胸に、毎日少しずつ取り組んでいます。
行事は当日の結果よりも、プロセスが大切なのだ、ということは、保育園、学校と子どもの成長の場は変わっても、変わりません。例えば何回も練習した、汗を流した、難しいところを頑張ってクリアできた、といった技術を高めて行く過程での体験も大いにあると思います。頑張ってできるようになったことを、ほめてやることは、私たちが子どもとうまく関われたと簡単に感じられる一つの方法です。
でもそれとはまた別に、この運動会の競技を巡って、長房西保育園の子どもたちは日々貴重な体験に出会っています。というのも、先生方は、勝ちたいこと、友達みんなが一緒に満足できること、好きな友達と楽しむこと、自分の得意なことを見せたいと思っていること、あるいは、人数制限のある役をみんながやりたいことなど、全部一度にはかなえられない現実も含め、一つ一つ立ち止まって、子どもたちに考えさせていくことを大切にしているのです。
先生も良いアイディアが何日もわかずに煮詰まることもありますが、出場の順番や、ルール作りまで、子どもたちのつたない言葉に耳を傾け、沢山の子どもたちの思いを何とかくみ取って、それを生かそうと苦心します。年長さんほど、子供たちそれぞれの思いが複雑になっていますので、大変です。しかし、この関わりは本当に貴重です。子どもたちの晴れ舞台ができあがるプロセスそのものが、教育の成果なのだと実感します。
(臨床心理士 青木)

食育 −「心太作り」−

先日、ゆり組で「心太(トコロテン)」を作りました。売っている心太は、誰でも見たことがあるかも知れませんが、どんな物で出来ているのか、実物を見たことのある人は少ないと思います。そこで、心太の元となる天草を子どもたちに見てもらいたいと思い、心太作りを企画し、体験してもらいました。天草を水洗いした後、鍋にたっぷりの水とお酢を入れ、トロトロになるまで煮込み、型に入れて冷ましてできあがりです。子どもたちは、「くさいクサイ」と鼻を押さえながらも、煮込んでいる鍋の中を覗いて出来上がりを楽しみにしていました。心太は、固まるのに時間がかかるので、次の日のおやつに出しました。当日は、保護者の方が、家庭にあった天突きを貸してくださり、その天突きを使いながら、楽しく心太を押していました。ある子どもは、「こんにゃくみたい」という表現をしていました。
心太と言えば、関東では酢醤油が中心ですが、黒蜜で食べる地方もあるという話を聞いたので、両方の味を楽しんでもらえるようにしました。子どもたちは、「甘いのがいい」「酸っぱいので食べたよ」とそれぞれに好きな味を選んで食べていました。
(栄養士 石井)

子ども目線 −赤ちゃんってすごい!−

9月の中旬、長房小学校の5・6年生に赤ちゃんの話をする機会をいただきました。中郷児童館の職員が学校と調整をして企画したもので、昨年は船田小でも実施しました。当日は、雨にもかかわらず、地域のお母さんたちも赤ちゃんを連れて、小学生と赤ちゃんの触れ合い授業に協力してくれました。
私は『赤ちゃんはすごい』というテーマで40分ほど話をしました。赤ちゃんは誰のものでもないという『人権』の話と、育つには栄養以外に『愛』が必要であること、赤ちゃんの毎日の何気ない動きの中に、生きるためのものすごい『運動』が潜んでいることなどを、実際に身体をつかって体験してもらいました。後からいただいた感想文からは、赤ちゃんには食べ物だけでなく愛情がないと育たないという驚きや、ものすごく大変な運動をしていることにびっくりしている様子がたくさん伝わってきました。また、赤ちゃんがいることで、周りの人たちも幸せになれるという話にも驚きの声が聞かれました。小さくて、かわいい、すぐ泣く、といった当初の印象から、赤ちゃんの自ら伸びようとするたくましさに感動し、一人の人間として大切に育てなくてはならないことに気づいた子もいたようです。考えてみれば、この子たちも母親や父親になるまで、そう多くの時間があるわけではありません。子育てが難しくなっている今だからこそ、赤ちゃんとふれあう機会を作っていくことが大人の役目です。どうぞ、保護者のみなさんも街で赤ちゃんを見かけたら、ぜひ優しく声をかけている姿を子どもに見せてください。それも子どもが親になるための大切な体験です。
(園長 島本)

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