八王子市立長房西保育園

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八王子市立長房西保育園

〒193-0824
東京都八王子市長房町
588都営西8号棟
TEL:042-664-2583
FAX:042-665-1711


指定管理者
社会福祉法人 相友会
理事長 村松一恵

姉妹園
浅川保育園  諏訪保育園


ボランティアしませんか
地域支援の一環として、ボランティアの受け入れをしています。詳しくは園までお尋ねください。

心と身体(保健衛生)
kokoro 7月号
平成22年 7月28日                        八王市立長房西保育園/看護師 水野友紀江

梅雨明けから、毎日暑い日が続いていますね。暑い夏でも子どもは元気そうに見えますが、実は体力の消耗がとても激しく、意外と疲れているものです。疲れたままの体では、病気にもかかりやすくなってしまいます。お休みの日も、生活リズム(特に昼寝や睡眠時間の確保)を崩さないよう配慮してあげてください。また、夏のレジャーはお子さんの健康状態に合わせて無理のないプランを立ててあげてください。
旅行や外出後の一日は、おうちでゆっくりと十分な休息をとってから登園できるくらいのゆとりがあると、お子さんも普段の生活に戻りやすいと思います。怪我や事故などに十分注意して、楽しい夏をお過ごしください。


ヘルパンギーナ
原因: ウイルスの飛沫感染。
症状: 高熱、のどの痛みが特徴。のどに水疱(すいほう)や潰瘍(かいよう)ができる。痛みがひどく、ミルクや水分が飲めなくなったり、食事が取れなくなることも。
対応: のどの痛みは、熱が下がってからも続くことがある。熱やのどの痛みがあるうちは、安静に過ごすように。
咽頭結膜熱(プール熱)
原因: ウイルスによる飛沫感染。目やにや便からうつることもあるので、プールの水を介して感染する可能性も。
症状: 39℃以上の発熱とのどの痛みがあり、目のかゆみ、痛み、充血、涙など結膜炎のような症状が出るのが特徴。
対応: 感染したら、症状がなくなったあと2日経過するまでは登園停止。自宅で安静に過ごすように。医師の許可が必要です。
流行性角結膜炎
原因: 目とまぶたの裏側を覆っている結膜にアデノウイルスが感染して起きる炎症。ウイルス性の結膜炎の中でもっとも感染力が強く、プールの水だけでなく、タオルの共有や手指の接触によっても感染する。最近は季節に関係なく発症する傾向がある。
症状: まぶたのはれや異物感、痛み、充血。目やにで目が開けられなくなったり、発熱や下痢を伴うことも。
対応: 完治まで2〜3週間かかり、症状が消失するまでは登園停止。感染予防のため、こまめに手を洗い、タオルの共有は避ける。
手足口病
原因: ウイルスによる飛沫感染。
症状: 手のひらや足の裏、口の中に小さな水疱(すいほう)や赤い発しんができ、熱が出ることも。
対応: 解熱後1日が経過し、元気があれば登園できるが、まれに髄膜炎などの合併症を起こすことがあるので、頭痛やおう吐を伴う発熱が3日以上続くときは、すぐに受診を。
とびひ
原因: 虫刺されや湿疹をかきむしったあとに、黄色ブドウ球菌が感染して起こる。皮膚が弱いとかかりやすい。
症状: 皮膚に水ぶくれができ、破けて赤くむけたような状態になる。
対応: 主な治療法は抗生物質の使用だが、衣服を清潔に保つことも大切。患部を覆って登園するように。また、症状が改善するまでプールは避ける。シャワーを浴びる程度ならOK。
水いぼ
原因: タオルやビート板の共有、体の接触などで感染する。
症状: 粟粒大のいぼが胸や腹、わきの下などにできて広がる。
対応: 完治まで半年から1年半程度かかる。肌のバリア機能が低下しているときや、かゆくてかきこわしてしまうようなら、医師と相談のうえ、いぼを取ったり、薬による治療を行うことも。
保育から子育てを学ぶ −保育には子育てのヒントがいっぱいあります−

プールが毎日楽しみな季節になりました。でも炎天下では、水に入っていてもくたびれます。木陰・日陰がバランスよくあって、はじめて水遊びの良さが生きてくるように思います。長房西保育園の園庭は、このところ緑がますます豊かになってきました。暑いのですが、涼しげにも見える庭で、子どもたちは遊んでいます。
 先日、午前中に散歩途中の老夫婦が、園庭の脇でなぜか懐かしそうに足を止め、そして耳を傾けていらっしゃったのです。不思議だなと思って、園庭から声をかけると、「生き生きした声で、元気が出る」とおっしゃいました。はっとする言葉でした。
私は、数年前、長房西保育園が民営化した頃、園庭の子どもの声がうるさいと苦情を言われたことがあったことを思い出しました。もちろん、子どもの声をどのように感じるかには、大人の側の個人差もあることでしょう。また、園と地域との信頼関係ができていなかったこともあるかもしれません。でもそれ以上に、子どもたちと先生方との生活の中から生まれてくる声の響きが、確かに生き生きとして元気を与えてくれるものに育っているのだと感じられました。だからこそ、それが、こうして何気なく通りかかった人たちの心に響くのだと。
さて、元気が出る園庭の声の響きは、どんな旋律だったのでしょうか。少し耳を澄ますと、一人一人に分割すれば、大きな声も小さな声も、ぶつくさ、めそめそ、ぷんぷん、怒鳴り声も混じっています。それでいて、全体が響きあって一つのやわからさを醸し出したような響きでした。言葉でうまく伝えることが難しいのですが、これが今、子どもたちが毎日奏でている、生き生きした音楽の音色です。どこにでもあるようで、実はこの音を奏でるためには、保育にかける私たち大人の情熱と、毎日の真摯な営みが不可欠なのです。
(臨床心理士 青木)

食育 −夏バテにはビタミンの補給を−

今年の夏は、記録的な猛暑で子どもたちも夏バテ気味ではないでしょうか? 夏バテの予防には、ビタミンを多く含む食材やカルシウム、鉄分が含まれる食材をとると効果的です。園でも26日にはトマトとナスのチーズ焼き、27日にはトマトとオクラの和えものを出し、子どもたちにも好評でした。作り方を知りたい方は、どうぞ給食室まで声をかけてください。
夏バテで食が細くなった子どもには、ホットケーキミックスを使った、かぼちゃのパンケーキなどもオススメです。かぼちゃにはビタミンC、E、カルシウム、鉄分が多く入っています。ご家庭で手軽にできるので、ぜひ試してみて下さい。
暑さで寝付きが悪く、寝不足気味の子どもには、アサリやシジミ、イワシ、鮭などを使った料理でビタミンB12を補ってみて下さい。夏は食欲も落ちますが、食べ物によっては身体の調子をコントロールすることの大切さが改めてよくわかる季節でもあります。クーラーや冷たい飲み物などで身体を冷やすのではなく、夏野菜で身体を冷やす先人たちの工夫を学びたいものです。 
(栄養士 佐藤)

子ども目線 −合わせる喜び−

夏祭りでは、5歳児や卒園生たちが、見事な太鼓の響きを聞かせてくれました。5歳児は7〜8回の練習、小学生たちはぶっつけ本番でしたが、想像以上によくリズムが合っていたと思います。太鼓をたたかなくても、踊ったり歌ったりすることもリズム感が要求されます。そう考えて子ども達を見ると0歳児からみんな自然にリズムに乗ろうとしている姿を発見することができます。この『リズムに乗る』ということは誰に教えてもらう訳でもないのに、自然と体が動き出す楽しい活動のようです。おそらく、私たちの中にはそういう能力が備わっているのだろうと思います。そして、自分で楽しむことから、みんなと一緒に歌ったり、踊ったり、リズム打ちをするというような活動を通して、今度は友だちに合わせて一緒に活動する喜びが分かっていくのでしょう。
すこしオーバーな言い方かも知れませんが、仲間と一緒に共感しあう喜びです。それがあるからでしょうか、友だちとリズムが合ったときには、なんとも嬉しそうな顔をします。これが仲間と一緒に活動するという喜びにつながっていくと思うのです。そんな子ども達の息のあった嬉しそうな姿に出会ったときに、私達も喜びをもらうのだと思います。このように音楽などの活動を通し、人と合わせようとする力が伸びていくようにするには、子どもたちの育とうとする力を信じ、その瞬間の喜びを発見し、大人も一緒に楽しむ力が必要です。子どもに対してあれこれ指図をする以前に、励まし共感する力を身につけたいものです。
(園長 島本)

八王子保健所感染症情報      八王子市保健センター

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